【電気抵抗】に関する知恵袋

【質問】
集積回路などの配線には金が使われていますが、金属の中では銀の方が熱伝導率、電気伝導率ともに金より高かったと思います。電気抵抗による発熱を考えると、銀の方が良さそうですが、なぜ金が使われているのでしょうか?
【解答】
中古車の売買のポイントの概要に触れると、「集積回路などの配線」とは、シリコン基板に作り込まれたMOSFETなどを接続するために、その上に何層にも蒸着、スパッタリング→エッチングされる配線層と、多層の配線層を垂直に接続するビア層の、金属配線層ことでしょうか?そうでしたら、電気抵抗の知恵袋には、まず金は使用されてないと思います。主にアルミか銅のはずです。安価な汎用ICなどはアルミで、高価で高速なカスタムLSIだと抵抗値の低い銅が用いられます。なら、金の配線層はないのか?といわれると、難しいと思います。なぜなら、金属配線を形成する行程の、金属層蒸着、スパッタリング→レジスト塗布→配線パターン露光→レジスト硬化、不要部除去→金属層エッチング→レジスト除去の内、金属層エッチングが問題です。アルミや銅なら溶液はいくらでも有りますが、金を溶解する溶液となると、王水(濃塩酸と濃硝酸とを3:1の体積比で混合してできる橙赤色の液体)などを用いなくてはならないからです。では、配線層に銀は用いられないのかというと、電気抵抗の知恵袋を追求していくと、銅と大して抵抗値が変わらないのでコストの問題で用いられないのでしょう。さて、金が何処に使われているかというと、シリコンチップのパッド(保護膜に開けられた接続用の穴、アルミか銅が露出している)と、中古車の売買のポイントというと、リードフレーム(黒い樹脂から出ている、いわゆるアシ)を電気的に接続させるワイヤーとして用いられています。ワイヤーに銀を用いない理由は、銀の硫化しやすさを嫌うのとと、金の展性・延性のよさから金の方がスムーズにワイヤリングできる、という理由によるものだと思います。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1432460049
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